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スズキ ハスラー 軽自動車

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スズキから新型軽自動車「ハスラー」が2014年1月8日に発売される。

ハスラーはワゴンRと共通のプラットフォームを使い、グレードは自然吸気エンジンの「A」「G」「X」と、ターボエンジンの「Gターボ」「Xターボ」。トランスミッションはCVTを組み合わせ、A/Gグレードのみ5速MTも展開する。車両価格は104万8950円~157万6050円である。好燃費が売りで、2WD(CVT)車のJC08モード燃費は26.0km/L。G/Xの2WD(CVT)車で、29.2km/Lを達成している。

発表会で本田副社長は、「ハスラーは、広い室内空間、高い走破性を持つこれまでになかったまったく新しいジャンルの軽自動車。スズキらしい商品で、新しい市場を作ることを目標に開発した」と紹介した。さらに安全装備も充実しており、追突事故の被害軽減を図る「レーダーブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)」、ペダルやシフトの操作ミスによる衝突回避に貢献する「誤発進抑制機能」などが装備され、軽自動車の規格枠の中で燃費、居住性、走破性、安全性が高い次元でバランスの取れた新ジャンルの軽自動車と言えるだろう。

一方、12月12日に与党がまとめた2014年度の税制大綱によると、消費増税に合わせ自動車取得税を廃止し、消費税が10%に上がる2015年4月時点でその代替財源として軽自動車税を年間7200円から1万0800円に引き上げることが決定された。これに対して、スズキの鈴木会長は「国民生活に最低限必要なのが自動車だ。ダイヤモンドに課税したほうがよっぽどいい」と発言するなど、猛反発しているようである。

年間3600円の増税は大した金額ではないと言えなくもないが、スズキ側からしてみれば増税による需要の落ち込みを懸念するということ以上に、いい軽自動車を少しでも安く提供することに心血を注いできたのだろうから大変な痛手であろう。

例えば、スズキの人気車の一つに「ジムニー」という車がある。この車は、まさしくスズキとともに長い歴史を歩んできた名車である。悪路走破性において追従を許さない本格的4WDであるがゆえ多数のコアなファンが存在する。私もこの車の所有者のひとりであるが、こんな素晴らしい車が車体価格150万円程度で手に入るのは大変有難いことである。スズキにはこのような個性的で魅力的な小型車を創造し、安価で提供し得るポテンシャルがある。小型車にはそれ特有の魅力があり日本の風土にもマッチする。今後はより一層増税基調が進められるだろうが、そう簡単には軽自動車離れということには至らないであろう。






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